建築模型の費用はいくらか。3Dプリントと手作り外注を比べる

「模型を1つ作るといくらか」は、工務店・設計事務所の方から最初に聞かれる質問です。金額そのものより、何にお金がかかっているかを知っておくと、依頼先を選ぶときの判断がしやすくなります。
模型の費用は、ほとんどが人件費
手作りの建築模型は、スチレンボードやアクリル板を図面どおりに切り出し、一つずつ接着して組み上げます。この切り出しと組み立てが工程の大半を占めるため、費用の内訳も人件費が中心になります。材料費そのものは、全体から見ると大きな割合ではありません。
つまり、模型が大きくなるほど、また細部が細かくなるほど、比例して手間と金額が増えます。「もう少し大きく作りたい」という要望が通りにくいのは、この構造が理由です。
3Dプリントだと、内訳が変わる
3Dプリントの場合、人の手が入るのは3Dデータを作るところまでです。出力そのものは機械が動くだけなので、模型が多少大きくなっても人件費は増えません。増えるのは材料費と出力時間です。
| 費用の要素 | 手作りの外注 | 3Dプリント |
|---|---|---|
| データ作成 | 図面を読み込む作業が必要 | 図面を読み込み3Dデータ化 |
| 切り出し・組み立て | 職人の手作業(工程の大半) | 機械が出力 |
| サイズを大きくしたとき | 手間が増え、費用も増える | 材料費と出力時間が増える |
| 同じものを複数作るとき | 1つ目と同じ手間がかかる | データを流用できる |
シェイピーの場合、シンプルな模型で35,000円(税別)からお受けしています。サイズやオプションによって変動するため、正確な金額は図面をお送りいただいてからお出ししています。
安さだけで選ぶと外しやすいポイント
見積もりを比べるときは、金額に何が含まれているかを確認してください。特に次の3点は、あとから追加費用になったり、手戻りの原因になったりしやすい部分です。
- 3Dデータの作成費が含まれているか。平面CADや図面PDFしか手元にない場合、ここが別料金だと総額が変わります。
- 完成前に形を確認できるか。できあがってから違ったと分かると、作り直しの費用と時間がかかります。
- 納期が「データ提出後」から数えられているか。図面に不足があると、そこから起算し直しになります。
シェイピーでは、平面CADデータや図面PDFをお送りいただければ3Dデータ化まで当社で手配します。模型を作り始める前に、完成予定の3Dモデルを専用サイトでご確認いただけます。納期は完全な設計図をいただいてから1週間程度です。
まずは図面を送ってください
金額は図面を見ないと確定できません。おおよその目安を知りたい段階でもかまいませんので、お手元の図面をお送りください。函館市内・近郊であれば、実物のサンプルを持ってお伺いすることもできます。
記載の価格・納期は目安です。サイズやオプション、図面の状態によって変動します。

