建築模型の縮尺の選び方。1/100と1/50で何が変わるか

縮尺は、模型の使いみちで決まります。同じ建物でも1/100と1/40では手に取ったときの印象がまったく違うため、何を伝えたいかを先に決めておくと選びやすくなります。
30坪の住宅は、縮尺ごとにこの大きさ
延床30坪(約99平方メートル)、間口・奥行きがおよそ10メートルの住宅を想定すると、模型の一辺は次のようになります。分母が小さいほど模型は大きくなります。
| 縮尺 | 模型の一辺(目安) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 1/100 | 約10cm | 配置や外形の確認。街並みや複数棟の検討 |
| 1/75 | 約13cm | 外観の確認 |
| 1/60 | 約17cm | 外観の確認 |
| 1/50 | 約20cm | 間取りや開口部の検討 |
| 1/40 | 約25cm | 施主様へのプレゼン。内部や家具まで見せる |
一辺が10cmと25cmでは、テーブルに置いたときの存在感が変わります。1/100は全体の配置を把握するには十分ですが、窓の割り付けや室内の様子までは読み取れません。
「1.5〜2倍」が何を指すか
縮尺の差は、たとえば1/60と1/40なら60÷40で1.5倍、1/75と1/40なら75÷40でおよそ1.9倍になります。これは一辺あたりの長さの比です。見た目の面積では、さらに差が開きます。
一般的な住宅模型が1/75〜1/60で作られることが多いのに対し、シェイピーは最大1/40まで対応しています。同じ価格帯でも、一辺で約1.5〜2倍の大きさになります。
用途から選ぶ
施主様へのプレゼンに使う
大きいほうが伝わります。1/40であれば、窓の位置や屋根の形、外構との関係まで見て分かります。家具を入れて生活の様子を見せることもできます。
社内やチームでの検討に使う
1/100前後で十分な場合が多いです。複数案を並べて比べたい、敷地全体との関係を見たいといった目的なら、小さいほうが扱いやすくなります。
展示やショールームに置く
見る距離で決めてください。手に取れる距離なら1/50〜1/40、離れて見せるならもう少し大きくても構いません。
迷ったら図面を送ってください
用途をお聞きすれば、適した縮尺と、そのときの模型の実寸をお伝えします。図面をお送りいただければ、完成予定の3Dモデルを専用サイトでご確認いただいたうえで製作に入ります。
表中の寸法は延床30坪・間口10メートル程度の住宅を想定した目安です。建物の形状によって変わります。

