建築模型を3Dプリントで外注する。発注の流れとデータの準備

3Dプリントで建築模型を外注する場合、お客様が3Dデータを作る必要はありません。何を送ればよいか、送ってから届くまでに何が起きるか、先に決めておくと進めやすいことを、当社の流れに沿ってまとめます。
最初に用意するのは、お手元の図面
3Dプリントの模型でも、お客様が3Dデータを作る必要はありません。普段お使いの図面を送っていただければ、3Dデータ化から出力まで当社が手配します。
| お手元にあるもの | 当社の対応 | 納期の数え方 |
|---|---|---|
| 平面CADデータ・図面PDF | 3Dデータ化から出力まで当社で手配 | 完全な設計図の受領後、1週間程度 |
| 手書きのラフ | 打ち合わせで内容を聞きながら、AIモデリングで3Dデータ化 | ご相談ください |
| 図面がなく、会話だけ | 同じく、AIモデリングで伴走 | ご相談ください |
3Dの知識はまったく不要です。対応できるデータの形式は、ご相談の際にお答えします。形式が分からなくても、今あるものをそのままお送りください。
送ってから届くまでの流れ
- 相談・見積もり:図面を送っていただき、金額をお出しします
- ご発注:契約が成立し、製作に入ります
- 完成イメージの確認:3Dデータの作成後、専用サイトで完成予想の3Dモデルを確認していただきます
- 製作・発送:出力が終わり次第、メールでお知らせします
- お届け:到着後に実物をご確認いただきます
確認は、出力の前に一度だけ
3Dプレビューは、PCでもスマートフォンでも見られます。窓の位置や屋根の形がずれていないかを、ここで確認してください。確認には所定の期限があり、確認後は原則として設計の修正ができません。出力が始まってからでは直せないため、この段階を重く見ています。
届く模型の素材と質感
素材はPLA、方式はFDMが基本です。FDMは樹脂を積み重ねて形をつくるため、壁面に細い積層の跡が出ます。質感は写真だけでは判断しづらいので、函館市内・近郊であれば、実物のサンプルを持ってお伺いします。素材の選び方からご相談いただくこともできます。
先に決めておくと進めやすいこと
用途
施主様への提案なのか、社内の検討なのか、展示なのか。用途で適した縮尺が変わります。商談での使い方は「商談で建築模型をどう使うか」にまとめています。
縮尺
当社は最大1/40まで対応しています。延床30坪ほどの住宅なら、1/40で一辺がおよそ25cm、1/100ではおよそ10cmです。決めきれない場合は、用途をお伝えいただければ縮尺をご提案します。詳しくは「建築模型の縮尺の選び方」をご覧ください。
いつまでに必要か
納期の目安は、完全な設計図をいただいてから1週間程度です。プレゼンや打ち合わせの日から逆算して、3Dプレビューの確認や発送にかかる日数も含め、余裕を持ってご相談ください。
よくあるつまずき
- 図面が途中のまま送ってしまう。不足があると、1週間の数え始めがその分あとになります
- 3Dプレビューの確認が期限に間に合わない。確認後は原則として修正できないため、見落としがないかをここで確かめてください
- 用途が決まらないまま縮尺で迷う。縮尺は用途から決まるので、先に用途をお伝えください
- 発注後に取りやめたくなる。ご発注後のキャンセル・返金はお受けできません。迷っている段階では、先に見積もりだけ取ってください
費用の考え方は「建築模型の費用はいくらか」に、CGパースやVRとの使い分けは「建築模型・CGパース・VRの違い」にまとめています。模型以外の造作部材やノベルティについては「建築模型以外の3Dプリント」をご覧ください。
まずは図面を送ってください
費用はシンプルな模型で35,000円(税別)からです。金額は図面を見てからお出しします。全国どこからでもご依頼いただけます。
函館市内・近郊であれば、実際の3Dプリント模型を持ってお伺いする訪問デモも行っています。詳しくは「函館・道南の工務店へ」でご案内しています。図面が固まっていない段階でも、お手元にあるものをお送りください。
記載の価格・納期は目安です。サイズやオプション、図面の状態によって変動します。





