商談で建築模型をどう使うか。施主との打ち合わせで模型を活かす3つの場面

施主様との打ち合わせでは、図面や言葉だけでは伝わらない部分が残ります。建築模型は、契約前の最終確認や特注造作の商談など、いくつかの場面で使われています。どの場面で何を見せられるか、整理しました。
図面と言葉だけでは、伝わらない部分が残る
施主様との打ち合わせで使う資料は、図面やCGパースだけということが少なくありません。窓の大きさ、屋根の勾配、造作の質感。ここが曖昧なまま契約に進むと、あとから仕様変更の相談が入りやすくなります。
模型が向いているのは、仕様が固まった段階
建築模型が向いているのは、間取りや外観がある程度固まった段階です。CGパースやVRとの違いは「建築模型・CGパース・VRの違い」でまとめていますが、商談の中では主に次の3つの場面で使われています。
| 場面 | 見せるもの | 施主様が確認できること |
|---|---|---|
| 契約前の最終確認 | 住宅模型(1/40) | 窓の位置・屋根の形・外構との関係 |
| 特注造作の商談 | 造作部材の実寸サンプル | 素材の質感・桟の太さ・仕上がりの色 |
| 生活イメージの共有 | 家具付きの住宅模型 | 部屋の広さと家具の収まり |
契約前の最終確認に使う
住宅模型が向いている場面のひとつが、契約前の最終確認です。施主様がテーブルの上で模型を手に取り、角度を変えながら窓の位置や屋根の形、外構との関係を確認できます。図面の上では気づきにくい部分も、模型なら目で追えます。
特注造作の商談に使う
内窓枠や装飾ガラスといった特注の造作部材は、施主様に費用感を含めて説明しづらい場面です。当社シェイピーは、住宅模型だけでなく、こうした実寸の造作部材も3Dプリントで製作しています。素材はPLA、方式はFDMです。函館市内の不動産企画会社様からの依頼で、実寸100cm×30cm×4cmの内窓枠を製作した実績があります。
実寸のサンプルがあれば、図面や口頭の説明だけでなく、質感や大きさを手に取って見せながら商談を進められます。
家具を入れて生活イメージを見せる
住宅模型に家具を合わせて作ることもできます。1/40スケールでは、キッチン1台がおよそ6.7cm×2.1cm×3.2cmの大きさになります。家具まで作り込むと、部屋の広さと収まりを一緒に見せられます。
実物が手元にあると、確認できることが増える
カタログの画像や画面上の資料だけでは、施主様も質感や納まりのイメージをつかみきれないことがあります。模型は手に取れるので、角度を変えて見る、光の当たり方を確かめるといった見方ができます。ふんわりとした要望も、模型を指しながらであれば「ここをもう少し」と具体的に伝えられます。
図面を送ってから模型になるまで
費用はシンプルなもので35,000円(税別)からが目安です。完全な設計図をいただいてから1週間程度で仕上がります。内訳は「建築模型の費用はいくらか」でまとめています。
商談用に模型を使う場合、縮尺は1/40が目安です。用途ごとの実寸は「建築模型の縮尺の選び方」で確認できます。
まずは図面を送ってください
函館市内・近郊であれば、実際の3Dプリント模型を持ってお伺いする訪問デモも行っています。詳しくは「函館・道南の工務店へ」でご案内しています。商談のどの段階かをお聞きすれば、模型が向いている場面かどうかを一緒に確認します。
記載の価格・納期は目安です。サイズやオプション、図面の状態によって変動します。





